ESD for 2030(SDGs4-7)・教育

 SDGs国連持続可能な開発目標 (以下、SDGs持続可能な開発目標を「SDGs」と略)の実現のためのワークショップの問題点をもとにESD持続可能な開発のための教育(以下、ESD持続可能な開発のための教育を「ESD」と略)としてのSDGsワークショップをつくりました。 

 2005年より国連DESD持続可能な開発のための教育の10年(以下、ESD持続可能な開発のための教育の10年を「DESD」と略)と、第1次ESD国内実施計画(第1次)以前からESDを推進してきたESDJ持続可能な開発のための教育推進会議(元理事)として、国内でのESD の推進・普及を行いました。また、DESD期間中はESDワークショップを多数企画実施し、 SDGs策定後はSDGsワークショップを行っています。

 現状のSDGsワークショップの問題はESDと関係なくSDGsワークショップが行われていて、ESD(SDGs4-7)も理解していないこと、また、ワークショップは「理解」のワークショップばかりで、教育等の手法や効果は考えられていないことである。その結果、参加者は「SDGsについてよくわかりました。」とか、「世界がよくなるために何かしたいと思います。」などの感想を持つにとどまっています。

 これらの問題をさらに明確にするためDESDで生みだしたWSとSDGs以降生みだしたWSの実施結果をもとに参加者の分析と参加者の提案の分析を行いました。

 これらからワークショップシリーズの構成、ワークショップの構成、学習者が気づいて.学習一行動をすすめる方法のワークショップの評価の手法(2)を定めて、ESDのワークショップ「持続可能な未来」とSDGsワークショップシリーズを統合して再編成しました。

 ワークショップシリーズをSDGsを「理解する」、「考える・整理する・協働する」、「活用して課題の解決を目指す」などの目的別に分けました。

「SDGsを理解する-SDGs・ESD」 

「SDGsで考える・整理する・協働する」

「SDGsを活用して市民、企業、自治体で地域課題の解決を目指す」

ESD ワークショップ(DESD 〜2014)

■ワークショッププログラム

◆持続可能なまち  2004/12 ~ 

 まちのいろいろな人のロールプレイで持続可能なまちを考えるワークショップ

 原型は、持続可能な開発のための教育の10年さいたま地域ミーティング「持続

可能な社会を協働で築こう! 」で開発教育協会ユースの協力によってつくられ、

現在は演劇的手法のワークショップ持続可能なまちに進化している。

 ちなみに、開発教育協会ユースはこれをもとに「わたしたちのまちづくり」ワー

クショップとして完成させている。

◆地域再生を考える  2005/9 ~

 まちの人と中高生が地域の持続可能性や地域の再生を考えるワークショップ

 「自由の森学園」での「人・森・地域いきいきフォーラム」で生徒と地域の人

が実施したのが始まり。

2009年1月17.18日には北海道環境サポートセンターで「北海道的ESDを構想

する-森と海から考えるESDプログラムづくり」を行いました。

◆持続可能な地域福祉 2006/10 ~ 

 地域福祉の持続可能性を考えるワークショップ-福祉・人権・災害・国際理解

 関東圏ですすめた「持続可能な福祉をESDで進めよう!」にて各地で実施したのが始まり。

◆持続可能なつながりをつくろう 2006/9 ~ 

 いろいろな人が協力して 持続可能なつながりをつくるワークショップ

 埼玉各地、岩手大学「学びの銀河」などで実施したのが始まり。

◆ESD授業デザインワークショップ 2007/5 ~

 学校教育などで授業を考えるESD授業デザインワークショップをESD学校教育

研究会と実施している。

◆ESDワークショップ:『グローバル・クラスルーム』 2007/6 ~

自分と世界を結ぶESDワークショップ『グローバル・クラスルーム』実施して

いる。『グローバル・クラスルーム』は世界中の教師が考案し世界中で実践されて

いる参加型の授業のためのワークショップである。

◆連続ワークショップ「まちでつながる、広がるワークショップ」シリーズ 2007/9 ~ 

 ピーブルズシアター・リコリコとの連続ワークショップ「まちでつながる、広がるワークショッ

プ」シリーズの「演じて気づくエコロジー『まちと地球とわたし』」、「地球とつながる身近なく

らし」で実施されています。

 「演じて気づくエコロジー『まちと地球とわたし』」は、自分の身近な問題を演劇的に身体で解析し共通

理解をつくり、参加者が問題点を劇化することで考えを深め、路上で劇として発表する。さらに、その路上劇を道行く人、観客とともに再創造するワークシップである。

「地球とつながる身近なくらし」は、専門家のレクチャーをもとに演劇的手法ワークショップを行うもの

で、「食から考える持続可能な世界と地域」、「木とまちについて考える」、「アジアの環境教材と日本の

くらし」などの多様なテーマを取り上げて行いました。

「エコリコワークショップ」は、フォーラムや専門家のレクチャーをもとに演劇的手法ワークショップを

行うもので、「持続可能な環境と農―ESD~空き地から始まる持続可能な社会」、「市民が発信する平和

INかわぐち ~ 平和の文化を創造するち」、「私たちとたべもの-遺伝子組み換え食品を考える」など

を行いました。

SDGs・ESD・WS・教材 持続可能な未来

この「持続可能な未来」のプログラムは、世界・地域を持続可能にし、私たちのよりよい未来をつくるための問題解決 を学ぶためのワークショップ(ドラマティクワークショップ)です。

このプログラムでは、ESDとして小さなまちを取り上げ、 大きな困難な状況を克服し、持続可能な世界をつくるためにどうしたらいいのかを考えながら、学ぶものです。

このプログラムは参加者は3人からできます。時間は最低90 分から可能で、未来をつくる力を養います。

SDGs・ESD・WS・教材 持続可能な未来

この「持続可能な未来」のプログラムは、世界・地域を持続可能にし、私たちのよりよい未来をつくるための問題解決 を学ぶためのワークショップ(ドラマティクワークショップ)です。

このプログラムでは、ESDとして小さなまちを取り上げ、 大きな困難な状況を克服し、持続可能な世界をつくるためにどうしたらいいのかを考えながら、学ぶものです。

このプログラムは参加者は3人からできます。時間は最低90 分から可能で、未来をつくる力を養います。